多様性ではない、「多様性」
日本企業や、シンポジウムでよく使われる「多様性」というコトバ。
昨日もあるシンポに参加したのだが、【多様性が経済・組織を発展させる】という
主旨の題目で、時間の9割を占めたのが、「女性の社会参加」
現在の日本企業が男性中心で、女性の参画を促さなければならないという
視点は重要だと思う。
但し、これは女性の社会参画に関してであり、本来の「多様性」の在り方に
反しているのではないか。
多様性とは、本来は体系化されない(男女など)ものだと思うが...
【編集途中】
日本企業が、"日本"で争い合う時代は終わった -3/27発表された、2つのアライアンス- (2019/03/27)
※この記事は、スペシャリストでも、コンサルタントでも無い人間が書いている訳でないので、違うところや、言い足りないところはコメント頂けると、こちらの学びに繋がります!
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本日、2019/03/27に日本のネットメディア業界とQRコード決済サービス提供企業同士の、2つの注目すべきアライアンス(事業提携)が発表されました。
https://japanese.engadget.com/2019/03/27/line-pay-qr/
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/1903/27/news111_0.html
上は、"ネットテレビ"Abema TVと"老舗動画サービス"niconicoの動画配信の相互協業に関するニュースです。(IT media)
下は、"ご存知コミュニケーションツール"のLINEが提供するLINE Payとイケイケ日本企業の現在、代名詞とも言える"フリマアプリ"メルカリの提供するメルペイのQRコード決済サービスの提携(加盟店での相互解放)を発表したというニュースです。
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詳しいアライアンスの内容などは、発表されていない部分も多く、ニュースなどで専門家が解説される事でしょうので、深く書きません。
以下自分へのまとめとして、気になる部分のみ完結に纏めておきます。
【Abema×niconico】
●4/1よりニコニコ動画に「Abema TVチャンネル」の開設
●Abema TVオリジナルコンテンツをニコ動内で配信(予定)
▷Abema側の利益享受になる部分が直接的には見えにくいが、ニコ動へのコンテンツ提供の中で、広告枠を設けるということで、Abema側もまだまだサービスの成熟化の課題や認知不足が否めないところ。(現状は投資段階と藤田社長も事あるごとに言われています。)
niconico側としたらYoutubeにどんどん置いていかれて、衰退の一途を辿る中の、国内"異"動画サービスとの協業を、起爆剤としたい所。
サービス提供当初からのAbema TVのアライアンスを考えると【テレビ朝日-CA(Abema TV)-niconico(ニコニコ動画)】という異メディアの繋がりというのは、個人的に何を生み出してくれるのか、楽しみにしています。今後の社会の流れ的にも、テレビこそ打開の一手を打たないと衰退するのは目に見えている所(広告依存のビジネスモデルと若者のライフスタイルの変化から、限界が来ているという点において)
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【LINE Pay×メルペイ】
(キャッシュレスシステムを提供している企業や、QR決済サービスの原理原則に疎いので拙い文書になりそうです)
●Mobile Payment alliance(仮称)の設立を推進
→経済産業省も音頭を取り、キャッシュレス推進協議会を設立しており、QRコードの企画統一に動いていますが、その動きとは別にまず事業者間の加盟店毎の相互提携を進める。
(まだ規則がしっかり整備されていない時期だからこその動きだと認識しています)
●QRコードの規格を統一するわけではなく、まずはLINEPAYとメルペイでの支払い、どちら一方が現状出来る加盟店において、両方の支払いシステムが使用出来るようになる。
▷日本企業メルカリが中心となって、QRコード決済サービスは、事業者間連携が成功するか。キャリアの傘下にサービス提供社が属する(SB→PAYPAY・KDDI→au PAY(発表段階)・docomo→d PAY・楽天payもここかな?)ので、結構このアライアンスが登らないといけない壁は高い気がします。
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と、書いてきましたが。
日本企業はクローズドな雰囲気で、同業との連携を拒む(動画のアライアンスはこれに当てはまらない気がしますが)と言われてきた中で、IT系企業のこの動きは、オープンイノベーションにも繋がる喜ばしい新たな動きと言えるのではないでしょうか。
研究柄、企業調査や国内企業と海外企業の違い(ものづくり中心)を調査したりしている著者ですが、"旧"日本企業と"新"日本企業は棲み分けされる時代です、と思っています。
タイトルで書いた通り、日本を市場だと見ている企業は成長する事が出来ない時代に、いかに海外進出で日本企業アライアンスが価値を生み出せるか。筆者もあと1年の学生生活の後は今出てきたIT系企業に入社するので(おいおい)、これらの動きを注目してみていきたいと思います。
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ここまで拙い文章を読んで頂き、有難うございました。コメントなりスタンプ?なりのリアクションが自己満ながら文章を書くモチベーションとなりますので、ここまで読んで頂けた方は是非よろしくお願いします。
コメント頂いた方のブログにはお邪魔したいと思いますのでよろしくお願いします🍊
『7つの会議』を観て(20190321)
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ほぼ言及していませんが、ネタバレ注意⚠️
これから観る予定の方は、お戻りください。
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映画館で映画を観ることは、年に数回しかありません。そのレベルでしかないですが、この映画は非常に引き込まれた作品でした。
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日本企業の闇や悪しき風習を描いた池井戸潤作品。今回は大手メーカー直下の下請け中堅企業が舞台で、まだ観ていない方もいらっしゃると思うので、具体的な内容は避けますが、野村萬斎さん演じる八角(はっかく・やすみ)のサラリーマン生活のプロセスを軸に、東京建電と親会社XENOXの闇が暴かれていきます。
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演じられているキャストも豪華ながら、ストーリーが非常に面白く、最後の方までエンディングが読めない、頭も使う映画です。
この映画を観てしまうと、このような古い体質の日本企業が未だにあるのだとしたら...。
働きたくないなあと、若者が思ってしまうのは当然ですだと、思います。
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【仕事に求めるものは何か】20代前半の同世代に是非聞いてみたいです!
"Design"にモヤモヤ(20190318)
以前から勉強させて頂いている "NAGOYA DESIGN HUB"のイベントに
参加してきました。(リンクを下記に貼っておきます)
《イベント説明》
ごく簡単に言うと、「名古屋(中部地区)の製造業をはじめとする企業と、
多分野のクリエイター・デザイナー、学生を結ぶコミュニティ形成」を目的とした
”場作り”を積極的に行っている組織です。
今日は隔月1回ほど行われているワークショップイベントの日で、
日本デザイン振興会グッドデザイン賞事務局の方・名古屋の給湯機器などの
大手メーカーであるリンナイ株式会社のインハウスデザイナーの方がゲストで
登壇されました。グッドデザイン賞にまつわる「デザインの未来」について、
50名程度の参加者(名古屋周辺企業のデザイナーの方や、デザインを学ぶ学生など
実に様々です)とのクロストークなどで盛り上がりました。
《What's "Design?》
「デザイン」という言葉は、個人的感覚では、全てのモノ・コトに
必要とされる"構成要素"のようなものだと思っています。
今日のイベントで、プロダクトデザイナーの方が仰っていたのは
【デザイン=美しさ・機能性・生産性のバランス】
という事。当然なのかも知れませんが、しっくりきました。
ここからは自論ですが、このバランスの取り方が
ノンデザイナーとデザイナーで大きく異なる部分かなと思っています。
デザイナーであれば、機能性に比重を置き、
ノンデザイナーであれば、生産性に比重を置きがちなものだと考えています。
(ちなみに「美しさ」に全パワーを注力するのがアーティストかな?)
このバランスの取り方によって、人々は属性をつけられるのかな〜と。
しかし、前述のプロダクトデザイナーの方が、
デザイナーでも【0▶︎1を生み出す人】と【50▶︎51にする人】は
全く異なり、これはポテンシャルだけでなく、環境によっても変わる点と
仰られ、だんだんとモヤモヤ。
0▶︎1を生み出すのは、アーティストじゃないのか...。
最近、デザインシンキングとロジカルシンキングの違いなど
多くの本が書店に並び、僕も何冊か読んでいるものの、
デザインというものが定義するものは幅広すぎます。
(ちなみに今日のグッドデザイン賞事務局の方は
「デザイン=人がある理想や目的を果たすために築いたもの全て」と
仰られていました。定義が無数にありますね。)
現代アートなど、過去自分が全く興味を示さなかった分野も
デザインを知りたいなら、勉強しろと激励されたので学んでみようと思います。
「デザイン」ってある意味「教養」と同じレベルにあるものだと思っています。
自分にとっての「デザイン」を言語化できる人というのは、作ったモノ・コトの
歴史や背景も含めた、「存在」をちゃんと言語化できる人なんだろうな。
デザイン思考の前に、デザイン(アートとの区別も含めて)をちゃんと
学ばないといけないなと思った1日でした。
経営工学系大学院生のMemo的Blog
2019/03/08 Blog始めます。
【目的】日々の知的生産の蓄積
昨日読んだ本にインスピレーションされた事がBlog開設の大きな要因です。
本批評は
で行なっています。
長めに語りたい本などはこちらで別途紹介していきます。
【今後の記事概要】
●本(ほぼビジネス本です)批評
●自身の研究について(中小製造業の経営環境要因に関して)
●知的生産を擽る様々なコトやモノ・サービスの話
●企業関連の紹介